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誤解を与えかねないグラフ表現



数値データの比較をするためにグラフは非常に有用なツールです。

視覚的に訴えられますが、扱いを間違うと誤解を与えかねない表現方法もあります。

ここでは控えるべきグラフ表現を紹介します。



棒グラフ

棒グラフは棒の長さで値の大小関係を可視化します。

縦軸の値は0から始める

縦軸の開始値が0以外であると小さな差であっても大きな差があるように見えてしまいます。

縦軸の値を変更した際のグラフ表示変化

欠損値には注意

棒グラフでは欠損値データの場合は表示がされません。

そのため0なのか欠損値なのか区別がつきません。

その場合は折れ線グラフで表現することで解決できます。

棒グラフにおける欠損値の表示例

折れ線グラフ

折れ線グラフはある変化に対する数値の変化量を可視化します。

スケールを合わせる

第2軸グラフも含めて作成する場合はスケールを合わせなければ推移の正しい比較ができません。

2軸のスケールが異なる場合の折れ線グラフ

円グラフ

円グラフはある値に対する内訳を可視化します。

項目数を減らす

4つ以上の項目で円グラフを作成すると、正しく作成しても読み取りづらくなります。

項目の多い円グラフの例

3Dグラフ

3Dグラフはデザイン性が良い一方で視覚的に正しい読み取りができません。

そのため基本的には使用をオススメできません。

3Dグラフの例

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