令和5年度 問14

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温室効果ガス削減のため、電動化や水素燃料の導入が難しい航空機については、SAF(※)の導入が進められている。ASTM規格で認証されたSAFの製造技術に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
※SAF:Sustainable Aviation Fuel(持続可能な航空燃料)

  1. 流動接触分解法による合成バラフィニックケロシン(Synthesized paraffinic kerosene from fluid catalytic cracking):主な原料は木質バイオマスや都市ゴミなど有機物全般。この方法で得られた炭化水素に水素化処理を行い、ジェット燃料化する。
  2. エステルや脂肪酸の水素化処理による合成パラフィニックケロシン(Synthesized paraffinic kerosene from hydroprocessed esters and fatty acids):主な原料は廃食油、動植物油脂といった生物系油脂。これらを水素化処理によってジェット燃料化する。
  3. 発酵糖の水素化処理による合成イソパラフィン(Synthesized iso-paraffins from hydroprocessed fermented sugars):主な原料はサトウキビのようなバイオマス糖。これらを発酵技術により炭化水素に転換し、水素化処理によってジェット燃料化する。
  4. 非化石資源由来芳香族のアルキル化による合成ケロシン(Synthesized kerosene with aromatics derived by alkylation of light aromatic from non-petroleumsources):非石油由来の芳香族が原料。芳香族をアルキル化し、ジェット燃料化する。
  5. アルコールを原料とした合成パラフィニックケロシン(Alcohol-to-jet synthetic paraffinic kerosene):バイオマス糖、バイオイソブタノール、バイオエタノールをエチレンへ転換後、重合しバイオジェット燃料とする。



解答解説

正答は1番です。

2024年3月11日