二成分系(溶媒と溶質)溶液の蒸気圧に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 溶媒、溶質の純成分の蒸気圧はアントワン式で推算できる。
- 溶媒の濃度が大きくなるとその気相分圧はラウールの法則に従う。
- 溶質の濃度が小さくなるとその気相分圧はヘンリーの法則に従う。
- 溶質の活量係数は常に1より大きい。
- 塩の水溶液では純水との間に浸透圧が発生するが、これは溶質を加えることによって低下した溶液の蒸気圧を、純水の蒸気圧にまで上昇させるために必要な圧力と考えることができる。
解答解説
正答は4番です。