平成29年度 問10

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石油精製で利用される流動接触分解(FCC)装置に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 石油の重質留分を触媒により分解し、高オクタン価のガソリン基材とする方法である。
  2. 反応に用いられる触媒は一般に小球状(beads)か粉末で、活性成分として白金が担持されている触媒が使われている。
  3. 原料油として代表的なものは、脱硫減圧軽油や脱硫残油である。
  4. 分解ガソリンのオクタン価分布は比較的均一であるが、特に軽質部のオクタン価が高いことが特徴である。
  5. 接触分解装置で必要な熱は触媒を再生する際に得られるため、大型の加熱炉は不要である。



解答解説

正答は2番です。

2024年3月10日