流体の特性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 高濃度高分子水溶液では、剪断速度の増大とともに粘度が増大する擬塑性が発現する。
- 密度が一定であれば、非圧縮性流体であるが、非圧縮性流体であれば、必ずしも密度が一定であるとはいえない。
- 降伏応力を有する塑性流体の特性は、非沈降性のスラリーやペイントなどに見られる。
- ニュートン、擬性、ダイラタンシーの3特性は、\( \eta=k \space \dot{\gamma}^{n-1}\)の式のパラメータnの値を変えることにより1つの式で表すことができる。
- 時間依存性流体の中には、剪断を与える時間とともに粘度が低下するチクソトロピーや、逆に粘度が増大するレオペクシーの発現するものがあり。前者はチクソトロピック流体、後者はレオペクチック流体と呼ばれる。
解答解説
正答は1番です。