平成24年度 問16

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エンプラ(エンジニアリングプラスチック)などの機能性高分子に関する次のA~Eの記述のうち、誤っているものの組合せはどれか。

  1. エンプラは、通常100℃以上の温度に耐えることができ、強度も高いプラスチックのことである。
  2. 芳香族ポリアミド(アラミド)は、脂肪族ポリアミド(例えばナイロン66)よりも耐熱性が高く、高強度であるが、プラスチック成形加工しにくい。
  3. 代表的なアラミドとして、イソフタル酸ジクロリド(m-フタル酸ジクロリド)とm-フェニレンジアミンから合成されるケブラー(デュポン社の登録商標)がある。
  4. ポリカルボナート(ポリカーボネート)は、ホスゲンとビスフェノールAから合成でき、耐衝撃性、寸法安定性に優れたエンプラである。
  5. ポリブチレンテレフタラートは、ポリエチレンテレフタラートより寸法安定性が劣り、結晶化速度が遅いため成形性も悪い。
  1. A、B
  2. B、C
  3. C、E
  4. D、E
  5. A、E



解答解説

正答は3番です。

2024年3月10日