エンプラ(エンジニアリングプラスチック)などの機能性高分子に関する次のA~Eの記述のうち、誤っているものの組合せはどれか。
- エンプラは、通常100℃以上の温度に耐えることができ、強度も高いプラスチックのことである。
- 芳香族ポリアミド(アラミド)は、脂肪族ポリアミド(例えばナイロン66)よりも耐熱性が高く、高強度であるが、プラスチック成形加工しにくい。
- 代表的なアラミドとして、イソフタル酸ジクロリド(m-フタル酸ジクロリド)とm-フェニレンジアミンから合成されるケブラー(デュポン社の登録商標)がある。
- ポリカルボナート(ポリカーボネート)は、ホスゲンとビスフェノールAから合成でき、耐衝撃性、寸法安定性に優れたエンプラである。
- ポリブチレンテレフタラートは、ポリエチレンテレフタラートより寸法安定性が劣り、結晶化速度が遅いため成形性も悪い。
- A、B
- B、C
- C、E
- D、E
- A、E
解答解説
正答は3番です。