二つ以上の機能記号を配列する場合の順序は,I, R, C, T, Q, S, Z, Aとします。
文字記号 | 変量記号 | 変量修飾記号 | 機能記号 |
---|---|---|---|
A | - | - | 警報 |
B | - | - | 状態表示、運転表示 |
C | - | - | 調節 |
D | 密度、比重 | 差 | - |
E | 電気的量 | - | 検出器 |
F | 瞬時流量 | 比率 | - |
G | 位置、長さ | - | ガラス |
H | 手動 | - | - |
I | - | - | 指示 |
J | - | 自動走査 | - |
K | 時間 | - | 操作ステーション |
L | レベル | - | - |
M | 水分、湿度 | - | - |
N | 任意選択 | - | 任意選択 |
O | 任意選択 | - | 制限オリフィス |
P | 圧力、真空 | - | 試料採取点、測定点 |
Q | 品質 (組成、濃度、伝導率など) | 積算 | 積算 |
R | 放射線 | - | 記録 |
S | 速さ、回転数、周波数 | - | スイッチ |
T | 温度 | - | 伝送 |
U | 多種の変量 | - | 多機能計器 |
V | 粘度 | - | バルブなどの調節部 |
W | 質量、力 | - | 保護管 |
X | 不特定の変量 | - | その他の機能 |
Y | 任意選択 | - | 演算器、変換器、リレー |
Z | - | - | 安全、緊急 |
参考資料
JIS Z 8204:1983「計装用記号」表1 文字記号
オススメ書籍
・現場エンジニアのための電気の実務がわかる本
現場で使う電気の知識が解説されています。
トラブルシューティングや保全についても記載されているため実用向きです。
-
現場エンジニアのための電気の実務がわかる本―もう現場でつまずかないズバリ答える50の疑問!
www.amazon.co.jp
・工業計測と制御の基礎
まず計装の勉強をする際はこの本が一番です。
センサーやバルブ、制御方法、計装システムの作り方まで広く解説されています。
-
工業計測と制御の基礎―メーカーの技術者が書いたやさしく計装がわかる
www.amazon.co.jp