令和4年度 問13

再生可能エネルギーに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 太陽光発電は、これまで再生可能エネルギーの主力として導入が拡大し、事業用太陽光発電は、発電コストも着実に低減している。
  2. 風力発電は、風車の小型化、洋上風力発電の廃止等により、国際的に価格低下が進んでいることから、我が国においても今後の導入拡大が期待される。
  3. 地熱発電は、世界屈指の地熱資源量を誇る我が国では安定的なエネルギー源である。発電後の熱水利用など、多段階利用も期待できる。
  4. 水力発電は、天候に左右されない優れた安定供給性を持つ。揚水式については、再生可能エネルギーの導入拡大に必要な調整電源として、今後は重要な役割が期待される。
  5. エネルギー利用可能な木質や廃棄物などによるバイオマス発電や熱利用は、地域分散型・地産地消型のエネルギー源である。利用拡大に向けては、燃料の安定的な供給や発電コストの低減が課題となっている。

解答解説

正答は2番です。

風力発電の効率を上げるために風車の大型化が進んでいます。また洋上風力発電は、むしろ積極的に推進されています。日本政府は2040年までに3,000万kW~4,500万kWの洋上風力発電の案件形成を目指しており、2022年には秋田県で国内初の商業規模の洋上風力発電事業が開始されています。

参考資料

風力発電の仕組みは?種類や特徴など基本情報を徹底解説! |SMART ENERGY WEEK
風力発電の仕組みは?種類や特徴など基本情報を徹底解説!

www.wsew.jp

再生可能エネルギーとは
再生可能エネルギーとは

www.enecho.meti.go.jp

2024年3月11日 広告

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