国内に供給されたエネルギーが最終消費者に供給されるまでには、発電ロス、輸送中のロス及び発電・転換部門での自家消費などが発生するため、最終エネルギー消費は一次エネルギー消費からこれらを差し引いたものになる。2018年度における日本の一次エネルギー国内供給を100として、最終エネルギー消費の割合に最も近い値はどれか。
- 55
- 65
- 75
- 85
- 95
解答解説
正答は2番です。
最終エネルギー消費は約65%となります。
発電・転換部門で生じるロスまで含めた全てのエネルギー量を「一次エネルギー供給」といい、最終的に消費者が使うエネルギー量を「最終エネルギー消費」といいます。日本のエネルギーシステムでは、供給されたエネルギーの約3分の2が最終消費者に届いていることがわかります。
参考資料
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エネルギー白書2022 エネルギー消費の動向
www.enecho.meti.go.jp