令和元年度(再試験) 問1

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アルコールの酸化反応に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 第一級アルコールをpyridinium chlorochromate(PCC)により酸化するとカルボン酸ではなく、アルデヒドで反応を止めることができる。
  2. 第三級アルコールは通常、ほとんどの酸化剤と反応しない。
  3. 第二級アルコールは容易に酸化されてケトンを与える。大規模の酸化には希酢酸中のNa2Cr2O7のような安価な試薬が用いられる。
  4. 実験室で第一級アルコールからアルデヒドを合成するのに最近よく用いられるのは6価のヨウ素(VI)を含むDess-Martinペルヨージナンをジクロロメタン中で用いるものである。
  5. 酸性溶液中の三酸化クロムCrO3を使って第一級アルコールを酸化すると最終生成物としてカルボン酸が生成する。



解答解説

正答は4番です。

2024年3月10日