平成27年度 問26

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次の記述の、【 】に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

 電気分解とは、自然に起こらない酸化還元反応を、外部から電気エネルギーを加えて強制的に起こす操作をいう。液体中に2本の電極を浸して電極の間に電圧をかけると、液体中の化学物質と電極との間で電子の受け渡しが起こり、結果として化学反応が進行する。このとき、電源の正極に接続した電極(アノード)では化学物質から電子が奪われて【 ア 】反応が起こり。反対に負極に接続した電極(カソード)では化学物質に電子が与えられて【 イ 】反応が起こる。酸化還元反応で生じる物質量と流れた電流量との関係はファラデーの法則によって定量化できるが、実際の場合は理論値以下の物質量しか得られないことが多い。この場合、(実際に得られた物質量)÷(流れた電流量から計算される物質の理論生成量)を【 ウ 】(100倍して%で表す場合もある。)という。また、電気分解中の両極間の電圧は、【 エ 】に【 オ 】と液体などのオーム損を加えた値となる。

選択肢
1酸化還元電圧効率理論分解電圧整流器内部抵抗
2還元酸化電流効率標準水素電極電位過電圧
3酸化還元電流効率理論分解電圧過電圧
4酸化還元電流効率標準水素電極電位過電圧
5還元酸化電圧効率理論分解電圧整流器内部抵抗



解答解説

正答は3番です。

2024年3月10日