オンラインで国立国会図書館の資料を読もう!

2022年4月30日

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国立国会図書館のデジタル化された資料のうち、絶版等が理由で閲覧困難な資料がオンラインにて閲覧できるようになりました。

今回、従来は公共図書館や大学図書館でのみ利用可能であったところを個人にも広げられました。

閲覧の条件

閲覧は国立国会図書館デジタルコレクションから行います。

また「図書館送信資料」にチェックを入れて検索することで対象の資料が確認できます。

個人的に読みたい書籍は備忘録も兼ねて本文中にまとめています。



閲覧の条件

閲覧にはいくつか条件があります。

特に登録については注意が必要です。

満18歳以上のみ

登録できるのは満18歳以上であることが条件です。

日本国内に居住する方のみ

利用は日本国内に居住している方のみが対象となります。

登録が必要

利用には事前に登録が必要ですが、注意点があります。

「インターネット限定登録利用者(簡易登録)」ではなく「個人の登録利用者(本登録)」であることが条件です。

インターネット上で「個人の登録利用者」の登録手続が可能です。

他にも申請書を記載して東京本館や関西館での申し込み、もしくは郵送での申し込みが可能です(申し込み詳細)。

登録の有効期間は登録した日から3年間です。

ただしログインすると、その日から3年間延長するため実質無期限です。

個人の登録利用者の手続き

新規登録

「インターネット限定登録利用者」でもない場合、新規利用者登録ページより「本登録」を選択して登録すると利用できるようになります。

登録の際に本人確認書類の画像を送信する必要しなければなりません

利用開始までには5開館日程かかるとのことです。

登録画面

インターネット限定登録利用者から変更

既に「インターネット限定登録利用者」になっている場合、利用者情報画面より手続きできます。

”本登録申請”を選択すると申請画面に移ります。

登録の際に本人確認書類の画像を送信しなければなりません。

利用開始までには5開館日程かかるとのことです。

申請できれば登録情報の欄に「簡易登録利用者(本登録申請中)」と表示されるようになります。

登録情報イメージ

注意事項

利用にあたり個人向けデジタル化資料送信サービス利用規約に同意する必要があります。

特にスクリーンショットも含めて他者へ共有することは禁止ですので注意してください。

SNS等への投稿も出来ません。

(1) 著作権者の許諾なく送信資料の電子ファイルを送信又は転載する行為。例えば次の行為が該当します。
(a) 送信資料の電子ファイル(スクリーンショット等により取得したものを含む。)をメール等で送信すること。
(b) 送信資料の電子ファイル(スクリーンショット等により取得したものを含む。)をインターネット上のサイトにアップロードすること(SNS等への投稿を含む。)。

(2) 著作権法の規定に反して、受信装置を用いて送信資料を公に伝達する行為。例えば次の行為が該当します。
(a) 営利を目的として、又は閲覧する者から料金を徴収して、送信資料をディスプレイ等に表示し、公衆に閲覧させること。
(b) 公共の施設以外で、送信資料を著作権法施行令(昭和45年政令第335号)で定める大きさを超える大きさでディスプレイ等に表示し、公衆に閲覧させること。

個人向けデジタル化資料送信サービス利用規約(6. 禁止事項抜粋)

閲覧可能資料の調べ方

国立国会図書館のHPより閲覧可能な資料リストをダウンロードすることができます。

また国立国会図書館デジタルコレクションにて「図書館送信資料」にチェックを入れて検索することでも分かります。

トップページ
「図書館送信資料」にチェックを入れて検索

こんな資料が読める!

個人的な備忘録も兼ねて面白そうなタイトルをまとめました。

※ひとまずタイトルのみで判断しています。

化学工学

  • 化学プロセスの経済評価
  • 化学プロセスの災害防止
  • 化学プロセスの災害防止
  • プロセス工学 : 研究を工業化する技術
  • 物性定数推算法
  • 例解化学工学計算問題集
  • 冷凍・高圧化学技術
  • 解説化学工学演習
  • 解説化学工学講座
  • 解説化学工業工程図
  • 化学工学設計計算分離及び混合
  • 化学工学と工場設計
  • 化学工学便覧
  • 食品工業の廃水処理
  • 食品工業の混合と攪拌
  • 真空概論
  • 真空技術講座

反応工学

  • 化学反応工程図集
  • 化学反応操作設計
  • 解説反応工学
  • 化学技術者のための反応工学
  • 反応装置の設計 : 工業反応速度論とその適用

熱工学

  • 化学技術者の熱力学
  • 特集熱工学
  • 熱計算入門
  • 熱機関及水力機械
  • 食品工業の伝熱と蒸発

流体工学

  • 流体工学
  • 流体固体輸送工学ハンドブック
  • 流体コンベヤ
  • 流体伝動装置の設計
  • 流体の力学と流体機械
  • 流体力学演習
  • 流体力学序説
  • 流体機械 : 例題演習
  • 流体機械演習

化学装置

  • 例解機械設計問題集
  • 解説・搬送技術
  • 化学装置構造設計
  • 化学装置構造設計法
  • 化学装置コストハンドブック
  • 化学装置材料便覧
  • 化学装置の材料と設計
  • 化学装置便覧
  • 化学装置便覧
  • 化学装置用材料
  • 化学工場の濾過装置
  • 化学装置・機械実用ハンドブック
  • 化学工学と化学機械
  • 真空化学装置ガイドブック
  • 圧縮空気設備の設計と運転

蒸留

  • 蒸溜及精溜工学
  • 蒸溜・吸収 蒸留工学ハンドブック
  • 蒸留の理論と計算
  • 蒸溜
  • 食品工業の抽出と蒸留
  • 濾過・蒸発
  • 多成分系の蒸溜
  • 特集蒸留工学
  • 化学工学設計計算蒸溜及び精溜

配管

  • 水道用エスロンパイプ配管必携 : 硬質塩化ビニール管の正しい配管方法
  • アンモニア配管
  • 配管および電気設備の製図
  • 配管技術総合カタログ集
  • 配管工学演習
  • 配管実務ハンドブック
  • 配管設計講座
  • 配管設備工学演習
  • 配管とポンプの設計
  • 配管ハンドブック
  • 配管ポケットブック

ポンプ

  • 配管とポンプの設計
  • 渦巻ポンプ : 選択・運転・保守
  • 渦巻ポンプ講義
  • 遠心ポンプと軸流ポンプ
  • 遠心式軸流式ポンプ及送風機の理論と設計
  • 応用ポンプ工学
  • 回転真空ポンプ取扱の実際
  • 化学工業用ポンプ : 選定・運転・保守
  • 実用渦巻ポンプ
  • 水力学とポンプ・送風機設計演習
  • 消防ポンプの知識と運用
  • 歯車ポンプ
  • ポンプ : その設備計画,運転,保守
  • ポンプ及び水圧機
  • ポンプ概論
  • ポンプ機械設計図集
  • ポンプ設計・計画データ集
  • ポンプとその使用法
  • ポンプと電動機
  • 冷凍機および熱ポンプ

熱交換器

  • 熱交換入門
  • 熱交換の理論とその応用
  • 熱交換器の計算と設計
  • 熱交換器の選定基準
  • 熱交換器ハンドブック
  • 熱交換器(落合安太郎 著)
  • 熱交換器(坪内為雄 編)
  • 螺旋熱交換器
  • 伝熱工学資料

ボイラー

  • ボイラ技術講座
  • ボイラと蒸気原動機
  • ボイラの設計
  • ボイラの知識
  • ボイラの学び
  • ボイラの自動制御
  • ボイラ便覧
  • ボイラ要論
  • ボイラー入門

電気

  • 配管および電気設備の製図
  • JISに基づく電気製図
  • 電気工事設計実務データブック
  • 電気設備器材総覧
  • 電気接点と開閉接触子
  • 電気接続図の見方・書き方
  • 電動機設備ガイドブック : 現場における計画と保守
  • 海水に浸されたる機械及電気設備の応急処理に関する研究
  • 解説電気設備の技術基準

プロセス制御

  • 化学プラントの計装
  • 計装の進め方
  • 計装バイヤース・ガイド
  • 計装用空気源装置 : 計画設計・据付・保守
  • プロセス計装工事マニュアル
  • プロセス自動制御の常識
  • プロセス制御の基礎
  • プロセス制御の実際
  • プロセス制御の実技入門
  • プロセス制御(加古五郎 著)
  • プロセス制御(土屋喜一, 畠山正俊 共著)
  • プロセス制御系の設計
  • プロセスの計測・自動制御ガイドブック
  • プロセスの計測と制御
  • 化学技術者のためのプロセス制御
  • 化学工業のための自動制御
  • 食品工業の自動制御
  • 反応装置の制御入門

計測

  • 計測ガイドブック : 工場の計測管理
  • 計測機器
  • 計測と自動制御
  • 計測方法および計測機器
  • 計測学便覧
  • 計測器総覧
  • 計測器ひとすじに : 横河電機の50年
  • プロセス計測制御便覧
  • 工業計測技術大系

その他

  • 化学者および化学技術者のための実験計画法
  • 化学者のための液体論及び固体論
  • 化学者のための硝子細工法

オススメ書籍

・スキル

何かスキルを身に着けたいけど自分にどのようなスキルがあればよいのか?
こうした疑問を解決できる書籍です。
思いもつかなかったスキルと、その身に着け方を学べます。

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・転職2.0

自身の強みを「ポジション・スキル・業種・経験・コンピテンシー」という5種類のタグを掛け合わせて表現する方法が解説されています。
転職できる人材であるのか?自分の立ち位置を明確にするための手助けになります。

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