100%非晶質高分子の体積(V)、熱膨張係数(α)、弾性率(G)が温度(T)に対して変化する様子を定性的に示した図として、最も適切な組合せはどれか。なお、図中のTgはガラス転移温度を示している。
選択肢 | V | α | G |
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1 | ア | ウ | オ |
2 | ア | エ | カ |
3 | ア | ウ | カ |
4 | イ | エ | オ |
5 | イ | ウ | カ |
解答解説
正答は1番です。
非晶性ポリマーは結晶性ポリマーと違い融点Tmがありません。
- 体積(V): ガラス転移温度を超えると、体積は急激に増加します。したがって、図(ア)が適切です。
- 熱膨張係数(α): ガラス転移温度を超えると、熱膨張係数は増加します。したがって、図(ウ)が適切です。
- 弾性率(G): ガラス転移温度を超えると、弾性率は急激に低下します。したがって、図(オ)が適切です。
参考資料
-
結晶性と非晶性
enpla.jp
-
エンジニアリングプラスチックの基礎
www.ando-cap.mac.titech.ac.jp