令和元年度(再試験) 問14

次の試薬を用いた重付加あるいは重縮合により、ポリウレタンが得られるものとポリエステルが得られるものの組合せとして、最も適切なものはどれか。

  1. AとB
  2. AとC
  3. BとC
  4. CとD
  5. DとE

解答解説

正答は2番です。

ウレタン結合は-NH-C(=O)O-の形式で、イソシアネート(-NCO)とアルコールを反応させます。よってAからポリウレタンが得られます。

エステル結合は-C(=O)O-の形式で、カルボン酸とアルコールを反応させます。よってCからポリエステルが得られます。

Bはポリウレア、Dはポリイミドが得られます。

Eはカルボン酸に対してアルコールおよびアミンをもつ化合物の反応です。ポリエステルおよびポリアミドの両方の構造をもつ化合物が得られます。

参考資料

ポリウレタン - プラスチック素材辞典
ポリウレタン

plastics-material.com

ポリイミドの基礎知識|どのように使われているかを解説 | 製品ラインナップ | 東レの電子情報材料
ポリエステルの種類と特徴 【構造式の比較】

www.electronics.toray

2024年3月10日 広告

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