平成30年度 問18

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結晶化度0%のポリエチレンテレフタレート(PET)を室温から280℃まで、一定速度で昇温させて示差走査熱量計(DSC)で測定を行った。その結果(下図)に関する次の記述の、【 】に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。なお、図中のA~Dは設問中のA~Dに対応する。

 まず【 A 】状態のPETを室温から昇温していき、試料の温度が【 B 】に到達すると、高分子の分子運動が増大し、【 A 】状態から過冷却液体状態に変化する。さらに昇温を続けると、発熱ピークが出現する。これは、【 C 】に起因する。その後、ある温度に到達すると【 D 】による吸熱ピークが出現し、エンタルピーが急激に増加する。

選択肢ABCD
1ガラスガラス転移点結晶化分解
2非晶結晶化温度一次転移融解
3結晶融点ガラス転移点分解
4ガラスガラス転移点結晶化融解
5結晶二次転位点一次転移分解



解答解説

正答は4番です。

2024年3月10日