石油精製で利用される改質装置(リフォーマー)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 重質ナフサを原料として、触媒反応により高オクタン価の改質ガソリン(リフォーメート)を得る。
- 基礎化学原料となるベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族製造装置としての位置づけを有する。
- 改質触媒は白金の他にレニウムなどの第二の金属を併用したバイメタル触媒が主に使用されている。
- ナフテン分の多い原料が適しており、製品収率が良く、オクタン価の高いガソリンが得られる。
- 反応圧力を上げると、ガソリンの収率は高くなり、オクタン価は高くなるが、触媒表面にコークが付着しやすくなり、触媒寿命が短くなる。
解答解説
正答は5番です。