体積10.00 cm3のある物体を空気中で秤量すると23.086 gとなった。同じ物体を密度未知の液体中で秤量すると7.516 gとなった。空気密度を0.0012 g cm-3とすると、密度未知の液体の密度に最も近い値はどれか。
- 1.552 g cm-3
- 1.554 g cm-3
- 1.556 g cm-3
- 1.558 g cm-3
- 1.560 g cm-3
解答解説
正答は4番です。
浮力の計算をして液体の密度を計算します。
空気密度が0.0012 g cm-3であるため、体積10.00 cm3のある物体には0.0012 g cm-3×10.00 cm3=0.012 gの浮力がかかります。つまり正確な重量は23.086 g+0.012 g=23.098 gです。
正確な重量から水の浮力を求めると23.098 g-7.516 g=15.582 gです。この浮力が体積10.00 cm3のある物体にかかっているため、液体の密度は15.582 g / 10.00 cm3=1.5582 g cm-3となります。