平成24年度 問11

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潤滑油に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 作動油は、油圧機器、トルクコンバーターなどの動力伝達力の制御に使用される。
  2. ギヤ油には、鉱油に極圧添加剤、さび止め剤、泡消し剤などを添加したものがある。
  3. 内燃機関に用いられる潤滑油であるエンジン油には、一般に精製鉱油に清浄分散剤や酸化防止剤などが添加されている。
  4. 全損式給油における一般の機械や軸受け、車軸などの潤滑に使用されるマシン油は、添加剤が加えられた精製度の高い高級潤滑油である。
  5. タービン油には、酸化防止剤、さび止め剤、泡消し剤などを添加したものがある。



解答解説

正答は4番です。

マシン油は一般的に、添加剤を含まない単純な精製鉱油です。また全損式給油で使用される潤滑油は定期的に交換または補充されるため、通常は高価な添加剤を含む必要はありません。

5番のタービン油は添加タービン油と無添加タービン油の2つの種類があります。添加タービン油には酸化防止剤、さび止め剤、泡消し剤などが添加されています。

参考資料

潤滑油の種類と特徴|機械に最適な選択肢を見つけるポイントも解説 | 耐熱・耐水オイル 業界トップのH1潤滑油
潤滑油の種類と特徴

www.jax-japan.com

2024年3月10日