平成29年度 問14

次の試薬を用いた重縮合・重付加のうち、ポリウレタンが得られるものとポリイミドが得られるものの組合せとして、最も適切なものはどれか。

  1. A、C
  2. A、E
  3. B、D
  4. B、E
  5. C、D

解答解説

正答は5番です。

ウレタン結合は-NH-C(=O)O-の形式で、イソシアネート(-NCO)とアルコールを反応させます。よってCからポリウレタンが得られます。

イミド結合は-CO-NR-CO-の形式で、ジアミンとカルボン酸無水物を反応させます。よってDからポリイミドが得られます。

Aはポリアミド(ナイロン66)、Bはポリウレアが得られます。

Eはカルボン酸に対してアルコールおよびアミンをもつ化合物の反応です。ポリエステルおよびポリアミドの両方の構造をもつ化合物が得られます。

参考資料

ポリウレタン - プラスチック素材辞典
ポリウレタン

plastics-material.com

ポリエステルの種類と特徴 【構造式の比較】 - 繊維
ポリイミドの基礎知識

fashionlabie.blog.fc2.com

2024年3月10日 広告

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