平成28年度 問12

自動車用エンジンオイルのエンジン内部における作用に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 油膜によって酸素や水の付着から部品を守り錆びないようにする防錆作用がある。
  2. 摩擦を減らして部品同士のすべりをよくし、運動効率を高める潤滑作用がある。
  3. 各部品の運動によって生まれた金属片や異物などのゴミを洗い流す洗浄作用がある。
  4. ピストンとシリンダー内壁の隙間を埋め、混合気がシリンダー下部に漏れないようにする気密作用がある。
  5. オイルフィルターの熱を奪い、オーバーヒートを防ぐ冷却作用がある。

解答解説

正答は5番です。

エンジンオイルの冷却作用はエンジン全体に対するものであり、特定のオイルフィルターだけを冷却するわけではありません。エンジンは燃焼や摩擦で高温になるため冷却が必要です。

エンジンオイルには潤滑、洗浄、衝撃吸収、密封、冷却、防錆など様々な役割を果たします。

参考資料

エンジンオイル
エンジンオイルについて

www.tc-umemoto.com

2024年3月10日 広告

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