平成26年度 問11

軽油に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 主としてトラック等の自動車用ディーゼルエンジンの燃料として利用されている。
  2. 原油から得られた直留軽油を深度脱硫装置で硫黄分を除去して製造されている。
  3. 潤滑性向上剤が添加されている。
  4. ディーゼルエンジンの圧縮着火がスムーズに起こるようにオクタン価がJISで規定されている。
  5. 冬季には必要に応じて流動性向上剤が添加される。

解答解説

正答は4番です。

軽油の品質規格ではオクタン価ではなく、セタン価が規定されています。セタン価は軽油の着火性を示す指標で、数値が高いほど着火しやすいことを意味します。軽油を燃料に用いるディーゼルエンジンでは圧縮着火を利用するため、セタン価が重要となります。

問題文中に記載のオクタン価はガソリンエンジン用の燃料に適用される指標で、ノッキング(異常燃焼)の起こりにくさを示します

参考資料

ドライバー必見!レギュラーとハイオク、軽油の違いとは? 第2回 | 九州地域最大級総在庫1,000台・軽自動車専門店ケイカフェ
ドライバー必見!レギュラーとハイオク、軽油の違いとは?

www.k-cafe.com

https://www.3-3959.com/s/df.htm
軽油の豆知識

www.3-3959.com

2024年3月10日 広告

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